【体験談】低学年の野球リュック選び｜サイズ・機能・素材・買い方を分かりやすく解説

子どもが少年野球チームに入りました。うれしい気持ちもつかの間、さっそく“最初の仕事”が待っていました。

それは、必要な野球道具をそろえること。

今回はその中でも野球リュック選びです。
…とはいえ、最初は「どれを選べばいいの？」と立ち止まりますよね。

筆者も同じでした。たとえば、

こんな疑問をひとつずつ確認するために、調べたり、スポーツ用品店へ足を運びました。
その結果、納得して野球リュックを購入できました。

この記事では

をまとめています。

ステップ①子どもに合ったサイズを確認しよう

まずはサイズを確認します。サイズが分かると買うべき商品がしぼれますよ！

野球は荷物が多いスポーツだからサイズは30L以上と大きめ

まず必要なのは、

これに加えて、人によっては

を持ち運びます。さらに季節がかわると、持ち物も増えます。

こうして並べてみると、リュックが大きくなる理由がわかりますよね。子どもが背負うと大きく見えるのも自然なこと。その事情をふまえて、30L以上の野球リュックが目安になります。

参考記事　野球用リュックのメリットや選び方、人気ブランドを紹介　株式会社デサント

低学年は30L前後のリュックがおすすめ

低学年の場合は

このあたりを入れる想定でOKです。お悩み解決サイトでは、20L程度だと「荷物が増え、買い替えが必要になった」との声も。そのことから気持ち大きめの30L前後の野球リュックを選ぶと失敗が少ないのではないかと考えられます。

ただし、１〜２年生の子ども

また、人によっては

上記の選択肢もありますよね。その場合は、25〜30Lのサイズで問題ない場合があります。

周りをみると、２０L〜４０Lくらいまでさまざまなサイズの野球リュックを使っていて人それぞれです。お子さんの体格や荷物量に合ったサイズを選んであげてくださいね。

参考　Yahoo!知恵袋

【体験談】筆者は35Lの野球リュックを購入

このサイズを選んだのは、上記の必要なものをすべて入れるためです。実際に入れてみるとこんな感じです。しっかり入れることができました。

35Lと大きめなので重いかな？と心配しましたが、比較的軽い素材の野球リュックを選びましたので扱いやすいです。サイズ以外にリュックの重さを確認しておくと安心です。

野球リュックのサイズを確認する方法

スポーツ用品店で実際に子どもにリュックを背負ってもらう

とはいえ、「スポーツ用品店が近くにない・時間がない！」ということもありますよね。そんなときは、家に大人用のリュックがあれば、子どもに背負わせてみてください。サイズ感をつかむ目安になります。

背負ったときにしっくりくるようなら、リュックの内側にあるタグをみて、容量を確認します。もし、タグに容量の記載がなくてわからない場合は、「Googleレンズ」で調べる方法があります。

Googleレンズでリュックのサイズを調べる

Googleレンズの使い方

撮影後、そのリュックに近い商品情報が表示されるページにアクセスできます。そこで容量がわかることが多いです。家にいながらも野球リュックのおおよそのサイズ感を確認できますよ！

つぎは、機能について説明しますね。

ステップ②こどもに必要な機能を考えよう

収納機能が多い商品あり、迷ったときは周りを参考にする

野球リュックは、野球をする人のために設計された商品であり、さまざまな機能が備えられています。その中でも迷ったのが収納機能。

多機能収納は、下記のような商品です。

全部ついているとよさそうにみえますが、低学年には「使う・使わない」がはっきり分かれます。筆者は周り(1〜3年生のチームメイト)を参考にしました。

結果、「バット収納付」の野球リュックを選ぶことにしました。

筆者はスパイク収納が不要と判断しました。ですが「スパイクを入れるスペース」とこだわらず、ひとつの収納スペースと考えたり、雨の日にぬれた衣服やタオルをいれるセーフティスペースにしてもいいでしょう。

多機能収納は買い替えのタイミングや高学年になったら検討してみてはいかがでしょうか。

低学年はバット収納＆ポケット多めで十分

スポーツ用品店では、子ども向け野球リュックのほとんどがバット収納付！

このタイプが「売れ筋」すなわち「人気」だと思われます。

ポケットは多いほうが便利

「手袋どこ？」と探すストレスが減ります。外側ポケットがあると、なお使いやすいです。

サイズと機能がきまったら、つぎに素材について説明します。

ステップ③素材の長所・短所を知ろう

野球リュックを選ぶときに見逃せないのが底面の素材

地面にふれるのでこの部分が補強されていたり、頑丈な素材だと摩擦や破れに強く長持ちしやすくなります。お店で実際に触ってみたり、商品ページで素材を確認すると後悔しない選び方ができます。

また野球リュックは素材の長所短所を補うため、複数素材を組み合わせてつくられていることが多いです。そのため「どのような素材が使われているか」をチェックするのがポイントです。

野球リュックに主に使われる素材は４種類。

それぞれに特徴があるので、順番に説明していきますね。
あわせて、どんな商品があるか例にあげました。すぐ確認できるように、Amazon・楽天市場の公式ページも掲載しています。参考にしてください。

コスパ重視ならポリエステル

ポリエステルの特徴　

◆商品例

扱いやすさ重視ならナイロン

ナイロンの特徴

◆商品例

フィット感重視ならPU(ポリウレタン)

◆商品例

耐久性重視ならPVC(塩化ビニール)

◆商品例

参考　楽天市場公式サイト

購入経験から伝えたい買い方

素材まで決まれば、もう購入目前です。ただし、お伝えしたいことがひとつあります。

こども向けの野球リュックは、お店だと種類が少なかった！

ものを買うとき、後悔しないために「みて、触って、背負ってみる」のが確実なので、お店に行ってえらぶことが多いですよね。しかし、子ども向け野球リュックは１店舗あたり３〜４点と種類が少なかったのです。地域に差があるかもしれないですが、参考までにお伝えします。

見に行ったお店：スポーツデポ・ゼビオ・スポーツオーソリティ・ヒマラヤスポーツ・地域のスポーツ用品店・野球専門店

そのため

から探すといいでしょう。

安さを求めるならやっぱりAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピング(ネット)

筆者は地域のスポーツ用品店で野球リュックを購入しました。同じ商品をネットでみると、1000円ほど安いと気づきました。リンクを掲載しておきますので、チェックしたい人は下記からご覧ください。

Amazonの公式サイトはこちら→Amazon

楽天市場の公式サイトはこちら→楽天市場

Yahoo!ショッピングの公式サイトはこちら→Yahoo!ショッピング

かっこいい！名前の刺繍を入れたい場合は楽天市場

野球リュックに名前の刺繍を入れることができます。楽天市場で刺繍サービスのあるショップが多くありましたので、確認しましょう。

周りで刺繍入りリュックを使っている子どもを見かけますが、個人的な感想として自分だけのオリジナル感が出ていて、かっこよくみえるんですよね。野球リュックに名前を入れることに抵抗ないよ！っていう人は検討してもいいでしょう。

まとめ

野球リュック選びは、サイズ・機能・素材・購入場所の4つを押さえるだけで、ぐっと迷いが減ります。

初めての買い物は「これでいいのかな？」と不安になりがちですが、ポイントを押さえて選べば、納得できる野球リュックに出会えます。

これから野球を始めるパパママのリュック選びが、少しでも楽になることを願っています。

参考文献

• 「図解入門　よくわかる最新プラスチックの仕組みとはたらき[第4版]」桑嶋幹　木原伸浩　工藤保広
• 「新品みたいに長持ち！お手入れの教科書」阿部絢子